RCCNEWS

P
R

noimage

核軍縮の取り組み「ひろしまレポート」 厳しい評価

2022.4.14 16:15
核軍縮などに対する去年の各国の取り組みを評価する「ひろしまレポート」が発表され、今回も核兵器国への厳しい評価が目立ちました。

小林康秀キャスター
「今回で10回目となる広島レポートでは、ロシアによる核のどう喝を伴うウクライナ侵攻についてのリポートも新たに付け加えられ、核軍縮・不拡散の難しさをあらためて浮き彫りにしました。」

ひろしまレポートは、核兵器廃絶の機運を高めるため、広島県などが研究機関に委託して毎年、まとめています。去年の核情勢については、核兵器の数はおよそ1万3080発で、減ってはいるものの、ロシア・中国・北朝鮮などで核戦力の近代化が進みました。

一方で核兵器禁止条約の署名・批准国は着実に増加しているものの、保有国との亀裂が深まっているとしています。

これまでレポートをまとめた10年の核軍縮をめぐる状況について湯崎知事は、「いい変化が、ほとんど見られなかった」と振り返りました。

広島県 湯崎英彦知事
「北朝鮮の問題にしても悪化していることが多いですし、未臨界の核実験とか、レポートが出ている以上にひょっとすると悪い状況なのかも知れない。」

レポートには、ロシアによるウクライナ侵攻についてのコラムも別冊で加えられました。「核抑止力を重視する議論と核廃絶すべきだという議論の亀裂が深まり、軍縮・不拡散の動きに影響が出ていると指摘しています。

湯崎英彦知事
「あのような危機を逆ばねにして、まずは核軍縮のステップを進めなくてはいけない。機運が生まれてくることは、希望的な観測ではないが、持っていたいと思います。」
  • twitter
  • Facebook
  • LINE

PAGE TOP